店舗ごとに味が違う理由。料理人、商売人の感性を大事にする現場主義。
お魚食堂かど家 大正駅前店
フード物語のお料理は、店舗ごと微妙に味付けや盛付けが違います。
これは、じつは私たちがこだわっている一番大事な部分です。
分かりやすく比較できるのが、お魚食堂かど家の”おでん”。
お魚食堂かど家のブランドがスタートした時期にはじまったグランドメニューですが、
今では天王寺公園前店と大正駅前店で全く別の料理に進化しているのです。
オープン時からのレシピを比較的忠実に守る天王寺公園前店は
鰹と昆布をベースにすっきりとした仕上がり。
お料理を楽しんだ後のシメとして求められる味わいです。
それに対して大正駅前店ではこの時期、焼肉食堂で使うテールスープを加えます。
更にハモなど旬の魚の焼骨でも出汁をとり、味に深みを出しています。
※冬場には牛ホルモンの油かすや、クジラをいれることも。
これは入口スグにおでん鍋をレイアウトしていることもあって
おでんへのニーズが高まった大正駅前店ならではのこと。
お客様の反応を日々細かく見ている大正駅前店、山口店長独自のレシピ変更です。
同じ屋号で同じ素材を使っていても、店舗ごと店長ごとに味付けや盛付が違う。
意思を持った料理人、商売人の集合体がフード物語です。
ぜひ一度、お魚食堂のおでん食べ比べを楽しんでみてください。